一番星

日本全国津々浦々に走るトラック稼業(白ナンバー)の主人公、一番星・(星)桃次郎(菅原文太)と、子沢山の相棒、やもめのジョナサン・松下金造(愛川欽也)が、各地で起こす珍道中。

桃次郎が目の前に現われたマドンナに(たいてい便所や情けない姿をしている時に遭遇)一目惚れをし、相手の趣味や嗜好に合わせて(見当違いの)付け焼刃の知識で積極的にアタックしていく。

ライバル運転手が現われ、ハンドルでの勝負・腕っ節で殴り合いの大乱闘をする。母ちゃん・松下君江(春川ますみ)を始めとするジョナサン一家、マドンナ、ライバル、女運転手、多くのトラック野郎達が、喧嘩があれば友情もあり、家族(仲間)愛もあれば祭りあり、誕生もあれば死もありと人間の生き様が語られるように話が怒涛の如く展開する。結局、恋は成就せず物語はクライマックスへ。

天下御免のトラック野郎に戻った桃次郎は、時間が足りない悪条件の仕事を引き受け、一番星に荷(人)を載せてアクセルを踏み込み大爆走させる。

そのアクセルを踏み込んだ時の加速力(メーターの上がり方)は圧巻である。追っ手の警察を蹴散らし、強化された検問を突破し、トラック野郎達の応援・協力を得て、道なき道を走り一番星号をボロボロにしながらも(作中に障害物で行灯が割れるシーンがある作品が多い)時間内に無事送り届け、マドンナたちに別れを告げた後に「修理を終えた一番星号とジョナサン号が走り去る」というシーンで「完」を迎える。

ただし、第1作のエンディングは一番星号がジョナサン号を牽引し、第3作ではジョナサン号が一番星号を牽引した。(激走の代償として自走不能となってしまった)

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